私、日本語IMはEGBRIDGEを愛用してます。最近はOS標準の「ことえり」もかなり賢くなってきたので、サードパーティ品を買わなくてもと思わないではないですが、入力速度の点ではEGBRIDGEがまだ上でしょうか。それ以上に、これまでMac業界にコミットし続けてくれているエルゴソフトへの感謝の気持ちもあったりします。
#以前はうちの会社もエルゴの法人ユーザーで、直接取引とかしてたんですけどねえ
さてさて、しばらくおとなしかったEGシリーズですが、久しぶりに
バージョンアップのお知らせがありました。目玉機能は、「スマート・インライン変換」だそうな。
「EGWORD14」、「EGWORD PURE 9」、「EGBRIDGE15」には、これまでのかな漢字変換では当たり前のこととあきらめていた、変換におけるさまざまな弱点を解消する画期的な新技術「スマート・インライン変換」を搭載しました。
たとえば「夜が来る」の「来る」を「明ける」に書き直そうとして、「あける」と入力して変換すると、直前の「夜が」の部分を含めて解析することができずに、「開ける」と誤変換することがありました。
「スマート・インライン変換」では、Mac OS X v10.3の新技術「TSM Document Access」と、独自開発のエルゴソフト・コンテキスト・アナライザー(文脈解析エンジン)の融合により、入力する前後の文章を取り出して文脈を解析することで、正しく「明ける」と変換することが可能となります。(byプレスリリース)
おお、これは嬉しいです。EGBRIDGE使っていて気になるのが、まさにこの文節区切りレベルで時々面妖な変換をすることなんですよね。それが解消されるなら万歳です。
さて、もちろんEGWORDもバージョンアップされるのですが、実はワープロの方はほとんど使っていなかったりします(しかも、廉価版PUREのユーザーだったりする)。
しかし、今回は台本作成機能やDTP支援機能など、プロ向けの変わった機能が加わりましたね。必要な方々のツボにはまるような機能だと面白いですね。
個人的には、「keynote」への変換機能は使いたいのですが、現行のバージョンはあきれるほど詰めが甘く、使い物になりませんでした。もちろんクレームは入れてますので、それが反映されていると良いのですが...
とにかく、発売を楽しみにしています。