発売が遅れていた、W21SAとPCをつなぐ「USBケーブルWIN」を購入してきました。auショップで1050円です。このケーブルを使うと、
○PCから2.4Mbpsでネット接続
○USBマスストレージクラスによって、ミニSDカードをマウント
○PictBridge対応プリンタから直接プリントアウト
ができるようになります。とはいえ、au公式には「Windowsのみ対応」なんですな。さて、Macではどこまで使えるか人柱をやってみました。
まず、ネット接続ですが、これは最初からあきらめです。ドライバがないとさすがに無理でしょうし、そもそも、ケータイからならパケット料金定額なのに、無理してMacにつないで高価なパケット代を払う事もありません。本気で使うなら、「パケット割WIN(4200円、7875円)」に加入しないと厳しいですし、そうなると「ダブル定額(2100円)」とあわせて6000円オーバーですよ。ちなみに、ドライバのマニュアルやショップで入れてくれたビラには、くどいくらい「ダブル定額はPC接続時は対象外」「パケ割WINに加入しないと通信量がとても高い、気をつけろ!」と書かれています。auも心配なんでしょうね。
ということで、マスストレージクラスの方です。まず、W21SAにケーブルを繋いでMacに接続すると、W21SAの画面にどのモードを使うかを選択する画面が出ます。ここで、「マスストレージモード」を選ぶと、普通に外部ディスクとして認識されます。Finderに外部メディアとしてマウントされますし、僕の環境では「イメージキャプチャ」が自動的に起動します(一般的にはiPhotoでしょうか)。
デジカメデータは、何の問題もなくMacにダウンロードできました。
また、ICレコーダー機能で録音したデータもFinderで認識して、そのままFinder上で再生する事もできます(これは便利)。
ただ、マニュアル上はPCからミニSDへの書き込みもできるらしいのですが、Macからはできませんでした(謎)。ミニSDにPCとのデータ交換用フォルダを作り、そのフォルダだけが読み書きできるようになるはずなのですが、Macからだと全体的に書き込み禁止になっちゃうんですよ。SDカードリーダーでマウントするのが面倒なのでケーブルを買った事を考えると、この点は残念ですね。
PictBridge機能については別レポートで。